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2025.11.15

交通事故で一番もめる「過失割合」って?

こんにちは。身上監護財産管理士協会です。
交通事故が起きたとき、よくトラブルになるのが「過失割合」です。これは、事故にどちらがどれくらい責任があるのかを示すもので、負担する金額にも大きく関わってきます。

過失割合はどうやって決まる?
基本的には「事故の状況」と「過去の裁判例」をもとに基準が作られています。そこに道路状況や信号、速度などの事情を加えて調整し、最終的には双方の合意で決定します。
もし合意が難しければ、調停や裁判で決められることもあります。

●過失ゼロと認められるケース
被害者に一切の責任がないとされることもあります。例えば…
赤信号で停車中に追突された
対向車がはみ出してきて衝突した
歩道を歩いている歩行者に車が突っ込んできた
ただし「急ブレーキで停車していた」など状況によっては、被害者側にも過失が加えられる場合があります。完全に無過失と認められるケースは意外と少ないのです。

●被害者側が納得できないケースも…
「被害を受けたのに、思ったより過失割合が大きい」と感じて裁判になることも珍しくありません。なぜなら運転者には常に「安全運転義務」が課されていて、不注意や速度超過、確認不足など幅広い行為が過失に含まれるからです。

●トラブルを減らすための解決策
・弁護士費用特約をつける
・保険に特約をつけておくと、裁判や交渉で必要な弁護士費用を補償してくれるので安心です。
・事故直後に証拠を残す
・ドライブレコーダーの映像や現場写真は、過失割合を主張するときに非常に有効です。
・早めに専門家へ相談する
「納得できない」と思ったら、専門家に相談することで無駄な争いを防げます。

交通事故はどちらか一方だけでは起きません。だからこそ、まずは「自分が加害者にも被害者にもならないように」日頃から安全運転を心がけることが一番の予防策です。
今日も安全運転で、気をつけていきましょう!

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